無計画

yusuke12006-04-22

昨日も書いたとおり昨日と今日の海岸ちゃりんこ計画には計画と呼べるようなものはなかった。海行ってなんか食って泊まるとこ探して見つからなかったら野宿でも良いんじゃね?もう春だし。位の感じだった。
ところがどっこい。
まずそもそもバスにチャリは載せられないと言われ開始30分で中止の危機に。ここはしつこくおっさんを説得し乗り越えた。
Jeroenが寮からぱくってきたチャリ、その持ち主とバス停で遭遇。ありえないくらいの偶然。まあ俺は関係ないのでよし。
向こうのバス停についた瞬間に全員文字通り顔色が変わった。寒すぎ。
野宿したら死ぬ。当然の事にいまさらながら気付く。
チャリがまた辛い辛い。漕いでも漕いでも山ばっかりで着かない。
矢野ペペはやっぱり頭がちょっとおかしいのか道路のど真ん中を走る。クラクションを鳴らされまくっていた。
途中奇跡的にあったカフェで食事。観光地価格を覚悟していたが予想に反してまあまあ安くしかもうまくさらには量が多かった。ふと秋芳洞の河童そばを思い出した。
その後7時半にキャンプ地に到着。実は元からキャンプ地には行くつもりだった。テントなしで。人いっぱいいるし何とかなるんじゃないかなあ、というアホの坂田バリの単純思考だった。
奇跡的に8時までならチェックインでき、さらに奇跡的に一つだけキャビンが空いていた。
このキャビンが超豪華、シャワーまである。
あ、バーベキューの機械が!やった!!みんな何持ってる?!バナナ!!俺が食堂から持ってきたバナナがバーベキューの主役だった。とりあえず焼いてみた。暖かくなった。涙が出た。
矢野ペペと二人で「あー、来るときにスーパーで肉・・・」「言うなよ、その先は。辛くなるだろ。」みたいなドラマっぽい会話を幾度となく繰り広げた。
さて、Jeroenワインを持ってきたはいいけどオープナーがない。木で試す。原始人。無理。
矢野ペペが近所に借りに行くという。迷子になったりホームレスと間違えられるといけないからやめてくれと俺らが懇願。
しかしここで俺に神降臨。リップスティックをワインの口にあてがいビンの底を股間の辺りに当て、リップスティックの詰まった先端をかくかくと壁に打ち付けるという秘儀を編み出してしまった。みなさんどんな感じか分かるだろうか?かなり怪しい感じだ。これによりコルクがビンの中に入りこみワインを飲むことができた。1時間半かかって開けたワインは最高だった。ちょっと股間の辺りが痛くなった。
んで朝起きて帰った。KFCに行った。
こんなに楽しい旅行はかつてなかった。