電車の中で

博報堂インターンの面接のために京浜東北で田町へ。就活もどきとして新聞をちゃんと持っていった。
新聞を持っていったものの電車の中で読むのは慣れていないので新聞を開くのに手間取ってしまう。そのとき、旅行中に拓と盛り上がった某新聞の某人語の記憶が閃光のようにめぐった。
あの人語に書かれちまう・・・
「今朝電車の中で一人の若者を目にした。慣れないリクルートスーツに身を包み、初々しい表情を浮かべていた。彼は新聞を取り出したが、やはり慣れていないのかうまく開けない。これから社会の荒波に立ち向かう若者が巣立つのを見守るような心境だった。が、新聞くらい開けなくてどうする。フリーターが悪の権化と化して久しい。フリーターばかりが若者の代表のように取り上げられるがもちろん就職活動をする学生もいる。が、それでいいのだろうか・・・」
みたいな。あー、こえー。
ちなみに帰りの電車にいた親子の会話。
(子供ジュースを落とす)母「●●ちゃん!ジュースさんに謝らなきゃだめでちょ!!」
・・・はい??
母「ジュースさん痛い痛いって言ってまちゅよ!!」
はい??
母「もうジュースさんバイバイしてもいいんでちゅか?!」
こども「ばぶー」
母「えらいでちゅねー。ジュースさんももういいよって言ってまちゅね!!」
博報堂インターンに当たってクリエイティビティーが大事かな、位に思っていた俺は、このマッドな母親のありえないくらいのクリエイティビティーを見てあきらめかけている。