ネタ無し

yusuke12005-11-29

なので高校の頃の思い出第2弾。
高校3年間の俺の生活を語るのに欠かせない人物がいる。う○と君だ(以下@)。@は俺と同じ高校でうちのバンドのギターだった。ギターはうまいけど勉強もできる変なやつ。一言で言うならエスパー伊東ガダルカナルタカがくっついたような変なやつだ。
そんな@と高校のときに富士山に行った。男二人で。移動手段はいつものように
原チャリ
だった。
高校のときはもう原チャリが大好きで大好きで毎日乗っていた。嫌がる友達を無理やり誘って大黒ふ頭に用も無いのに行って暴走族にびびって帰ってくることもしょっちゅうだった。
そんな俺が富士山を目指すのは当然の成り行きだった。
朝4時過ぎに@と待ち合わせて246をひたすら走った。アホみたいに早い時間だったので車は通っていなくて気持ちよかった。
走って走って走りまくった。原チャリなので法定速度は30Km。あほか。おまけに@の原チャリは5万以下で買った今にも壊れそうなおんぼろだったので壊れないか気が気ではなかった。
奇跡的に昼前に御殿場に着いた。ちゃんぽんを食べて休憩した。男二人の旅にアウトレットモールなんて選択肢はもちろん無い。ひたすら富士山を目指した。
富士山についてからは戦いだった。俺らは原ちゃりがいかにひ弱か知らなかった
23回くらい止まった気がする。富士山をなめていた。銃を持った悟空に裸の大将が裸で向かっていくようなものだった。
それでも何とかだましだまし何とか登りきった。そこでの景色はラピュタみたいだった。今でも思い出せる。大変だったけど来て良かったと思った。
でも旅はここで終わらない。
帰らなきゃ。
二人ともすっかり帰るということを忘れていた。
ちょっと暗くなり始めていた。やばいので気合を入れて帰ることにした。富士山を一回りして・・・
それが余計だった。俺らは知らなかった。その道の途中に
上九一色村があることを。字にするとすごい怖い感じがするな・・・
しかもあれだしね。こういう名前出していいのかな・・・やめとこう。まああれの本拠地だったとこだよ。
しかも上九一色村に入った瞬間ものすごい霧が!やべえ!とりあえず写真撮るか!

焦っているはずなのに白糸の滝にも寄って何とか町のようなところに出た。しかし腹が減ってるのに食べるところが無い。マックも無ければ健太も無いあるのは居酒屋だけだった。
入ってみると明らかにまずそうな雰囲気が漂っていた。
でも料理はまずい!
まずい方向に三ツ星は固かった。でもカウンターで作っている親父を目の前にしての食事だったので俺らは含み笑いすらできなかった。しかも
腹が減っていたのでもう一皿頼んだ。まずいと分かっているりょうりを頼むのはなかなか勇気がいる。

めんどくさいので今日はこの辺で。