冬休み

yusuke12005-12-20

小学校のときから歴代の冬休みと言えば程度の差こそあれ楽しみなものだった。お年玉にクリスマス、雑煮におとそ、箱根駅伝、唯一遅くまでおきていても起こられない日、大晦日
それが今年の冬休みはどうか。頼むから冬休みよ来ないでくれ、と思っていた。
だってせっかく慣れてきた学校は離れなきゃいけないし、麦が異常に発酵した結果できたジュースも当分飲むことができないだろうし、しかも2週間も当ても無くさまよわなければいけないはずだったからだ。
でもブレイクがその危機を救ってくれた。
とは言うもののここに来るまではブレイクの家での滞在にも不安要素がいっぱいあった。前も書いたけど。
でも実際居候が始まるとその不安は吹き飛んだ。ブレイクがいない今でさえめちゃめちゃ快適な生活を送っている。こんなに快適なら一生居候要因として生きようかと思うくらいだ。パットが俺に対してひたすら気を使っていてくれてもこうはならない。そんなことをされたらこっちが申し訳なくていづらくなってしまう。
冷たくもないし特別扱いもしない。自然に、こんな書き方をするとうそ臭くなってしまうけど本当に家族の一員みたいに接してくれているからこそこんなに普通に過ごせている。
将来俺の家に留学生が来たとしてここまで快適な思いをさせてあげることができるだろうか?ちょっと自信が無い。
昨日の夜パットと話をした。彼女が旅行したときに、親切なおばあさんに出会った話をしてくれた。親切って言うのは本当につながっていくんだと思った。そのおばあさんももしかしたら誰かから親切を受けたのかもしれない、そしてその誰かもまた・・・
前にも書いたかもしれないけど、俺の役割はこの大きな親切の輪を俺で途切れさせないこと。俺が今受けている親切を誰かに渡すこと。俺が親切にした人がまた誰かに親切にしてあげられるならそんなにすばらしいことは無い。
こんなに素敵な親切の輪の中に俺を取り込んでくれた全ての人に感謝したい。